2018年4月2日月曜日

サケ出発式&カムイチェッポ・ノミ

1日、第35回サケ出発式&カムイチェッポ・ノミが旭川市忠別川河川敷で開催されました。
川村カネ子トアイヌ記念館副館長の川村久恵さんがムックルを演奏。カムイチェッポ(神の稚魚)カムイノミ(神への)イノンノ・イタック(祈りの言葉)を行って忠別川にイナウを捧げました。子どもたちが育てたサケの稚魚をそうっと川に放流。するとどうでしょう!稚魚は元気に川をのぼっていきました。石狩川、忠別川を遡って海から160キロ、これまで放流したサケが産卵床をつくり秋には野生のサケも長い旅をして海と自然の恵みをいっぱいもって戻ってきています。大雪と石狩の自然を守る会の寺島一夫代表が紹介していました。
知事許可を受けた伝統的漁法や儀式などの伝承のためのサケの特別捕獲が道内で12件行われていることを道議会でとりあげました。旭川でもぜひとりくみたいと思います。