2015年9月28日月曜日

カムイチェブノミ (9月27日)

忠別川のたもとでカムイチェプノミが開催されました。鮭を川に迎える儀式です。旭川を流れる川はかつて鮭の宝庫だったのですが、深川の花園頭首工が設けら れ、1964年からサケがのぼらなくなっていました。石狩と大雪の自然を守る会などが魚道の設置を求め、稚魚の放流にもとりくんで、とうとう2011年か らサケやサクラマスがのぼるようになりました。川の環境を壊したのも、再生させてきたのも人間です。道議会でとりあげてきましたが、放流した稚魚が戻って きていると聞いて感慨深いです。野生のサケの遡上を待ち遠しく待っています。サケは稚魚の時の川の匂いを覚えていて戻ってくるそうです。ちなみに嗅覚は犬 の5万倍だそうです。