2014年12月27日土曜日

いのち守る道政へ 真下紀子選挙事務所開き 2014年12月27日

4期目への決意 ~ 真下紀子選挙事務所開きごあいさつ(要旨)



安倍政権の暴走ストップを掲げた日本共産党は、全国で改選の2倍を超える21議席となる画期的な躍進を果たした総選挙結果を受けてのいっせい地方選挙となります。旭川市で日本共産党の道議が、7期連続当選という道政史上初の歴史的な峰に臨む、候補者として選挙戦を戦えることを誇りに思います。勝利のために全力を尽くす決意です。

私たちが住む旭川は、石狩川のふもとにアイヌ民族が住んでいました。その肥よくな上川盆地を開拓しましたが、先の戦時下で軍都にされ、多くの戦死者を出した歴史を持ちます。

絵を描いただけで投獄された生活図画事件、作家の三浦綾子が「銃口」や「母」という小説を生み出した街であり、今野大力がいた街でもあります。多くの若者が戦病死、餓死、病死という凄惨な死に方を強いられた事実を知らせる医師・萩原信宏がいる街です。その議席を必ず引き継ぐことは、大きな意味を持ちます。

しかし、不破哲三さんが演説で紹介したように、その戦争を侵略ではなく正義の戦争でしたという、ネオナチ集団が今も政権を握り、国民の耳・目・口をふさぐ法律を施行させ、戦闘地域へ自衛隊を、日本の若者を送り込み、戦争への道をすすもうとしています。
憲法改正を是とする知事のもとで、道内3万人の自衛隊員を戦闘地域に送らない、そのために大きな日本共産党道議団が必要です。その一翼を必ず担ってまいります。

 東日本大震災・福島第一原発事故から4年がたとうとしています。私は、被災地に赴き、とり返すことのできない被害を痛感し、「命」を守る政治の責任の重さを痛感しました。
 福島県の南相馬市小高地区、飯舘村など、豊かな自然と、美しい村でした。そこに帰ることのできない町にしたのはいったい誰なのでしょうか。

「危険なプルサーマルを止めてほしい」と手紙に込められた、泊原発のやらせの告発。毎定例会で原発利権お問題、原発に代わる自然再生エネルギーの普及の取り組みをとりあげてきました。道も重い腰を上げ、導入目標を持ち、上川バイマス推進協議会、北海道小水力推進協議会などの発足に道を開いてきました。

在宅で人工呼吸器を使って命を繋いでいる患者さんたちが電気料金再引き上げで苦しんでいます。しかし、その電気料金補助を増額することに背を向け、特別職の報酬引き上げ、原発利地地域には立地補助金のほかに電気料金の給付が行われています。

私の原点は、「命を守ること」。小児科の看護師として旭川医大病院で救えなかった命の重さ、自分自身の子どもが命を助けられたその感謝の気持ち。政治のチカラで救える命がたくさんある。だから、どんな厳しい事でも毅然とものをいうことができる。知事は「耳の痛いこともある厳しい議論をしている」と、ほめ言葉と受け止めました。

北海道は安倍政権によって何もいいことはない北海道を、安全で安定した食料と、エネルギーの供給基地として発展させていく、地域を守り、命を守っていくために全力で奮闘する決意です。